田原本小学校創立60周年記念の芸術鑑賞会で、
たっぷり1時間のアルケミストコンサートでした。
アルケミストのおふたりの音楽は、みんなきっと積水ハウスのCMソングで一度は耳にしたことがあるはず!
アルケミストからの様々なメッセージがこめられた1時間。
とても重たいテーマの「人権」を語るにしても、
「ヴァイオリンは高くてとっても美しい音が出るよね。
チェロは低くてとっても豊かな音が出るよね。
じゃあ、
ヴァイオリンのような高い音が出ないチェロは、ダメな楽器だと思う?
ちがうよね。
違ったって、どちらも素敵だよね。それが、人権です」
と、私たち(の楽器)を使ってとても優しい口調で、分かりやすく、子供たちに伝えておられました。
「みんな、次の曲は、未来の自分にがんばれ~!って言うつもりで、歌おう!」
としょうたろうさんが呼びかければ、
空にむかって手を振って、
「がんばれえ~!」と飛び跳ねる子供たち。
大きな大きな、楽しそうな声を聴かせてもらえて、弦カルメンバーは感動で視界がぼやけていました。田原本小のみんな、本当に上手だったよ!
まっすぐな子供たちと、一生懸命な学校の先生がた、
そしてとびきり優しくて素晴らしい才能を持ったアルケミストのおふたりと、ゆうさんと、裏方を一手に担われているこんたさん。
いつも二つ返事で集まってくれるアルケミストのカルテットメンバー。
すなおで、純粋で、とても清々しいものを分けてもらった心あたたまる一日でした。
関係者のみなさま、ありがとうございました。