新年あけましておめでとうございます。
年末に、タイの方と結婚し向こうに暮らす、小学校時代からの友人に会いました。赤ちゃんを連れて里帰りしている彼女は、小学生の頃からいつ会っても笑顔で前向きな女性です。
彼女がアメリカの西海岸に住んでいたころ、私の義祖母の家が近い事がわかり、ロサンゼルスで会ったこともあります。どこで暮らしても幸せそうで、逞しくしなやかだなあと感じさせられます。
まだ首もすわらない彼女の赤ちゃんと、彼女自身にと、ベビーオイルと日焼け止めを持参し、リクエストされていたヴァイオリン演奏をしてきました。
音が鳴るとじっと耳をすませているような様子の赤ちゃんに、クリスマスの曲やコウノドリのテーマ曲を聴いてもらいました。
数日後送られてきたメッセージに、
「マッサージしてみたら、うちの子、初めてこんな風に笑ったよ!ベビーオイル本当にありがとう」
とあり、添付の動画には、優しく撫でられながらケタケタと大笑いする赤ちゃんが写っていました。
観ているとそのうちに撮影している友人の笑い声が涙声にかわり、泣き笑いしているのが分かりました。
ただ赤ちゃんが大声で笑った、
それだけのことで私たちは幸せを感じて、涙が出ました。
そして私は、あらためてひとの愛を感じることが出来て、胸がいっぱいになりました。
他人の命を軽んじる発言であったり、人間が自然界をいとも簡単に破壊し踏みにじるような哀しい出来事が多い中の癒しのひとときでした。
子どもの教育、子どもの権利を軽んじる場面にも出くわします。とても胸が痛みます。
今年も、色んな事を調べて、自分の納得できるように、そして恥じない選択だと思えるように、歩んでいきたいと思います。
みなさまにとりまして、幸多き素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げます。