marikolog

ヴァイオリン奏者として活動している水野真梨子のブログです

VIOLINと音楽とうさぎと教室での毎日を綴ります。
教室のお問い合わせや演奏依頼はvn.mizunomariko★gmail.comまで。(★を@に変えてください)
レガート バイオリン教室(精華町光台 * 奈良市富雄北)

アゴラの総会でした

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今朝は理事を務める、認定NPO法人アゴラ音楽クラブ、年に一度の総会でした!


来月開かれる音楽療法学会の世界大会(つくば)http://wcmt2017.com/ja/information/index.html

での演奏に関係する準備、

秋の奈良障文祭(全国障害者芸術文化祭、奈良大会)http://nara-kokushoubun.jp

への出演、新たな事業などの話もありました。
お昼をはさんで、アゴラ太鼓Bチーム(初心者クラス)の練習、そしてAチーム、16時までたっぷりの1日でした。

 

同行した息子は写真後方の遊具で大はしゃぎ。帰りの車でぐっすりでした。

 

男子アンサンブル*Asian Roses

そういえば!男子ばかり5人で演奏した、

葉加瀬太郎さんのAsian Roses、リハの動画がありました。

FBに載せたところ、ヴァイオリンの先生たちから大反響!
元京響の大先生も、「みんな嵌まってますね。モテそう!かっこいい若者たちです」と動画をシェアして紹介してくださいました!ありがたや~!!!よかったねみんな!


Asian Roses

触発された中学生女子たちも同じようにチームでレパートリーを増やしていくつもりです。

楽しみがいっぱいで、曲選びに心躍ります!

Legato*レガートアンサンブル@アピタでした!

これまでも色んな場所で演奏させてもらってきましたが、

初の!商業施設コンサートでした。

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リハーサル後、会場でお客様をまちながら楽器で遊ぶ小学生↓

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それを背に、中間テストの直しで勉強する中学生↓

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本番はというと…、

 

おかげさまで、こんなに沢山のみなさまに聴いて頂くことができました!

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メンバーは人の多さに、驚きと喜びで口元が緩んでいました*^ω^*
誰かに聴いてもらえるって、ドキドキするけど、なにより力になりますね!

来ていただいた皆様、足をとめてくださった皆様、場所を提供してくださったアピタスタッフの皆さま、心より感謝申し上げます。

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発表会からおよそひと月半で、皆それぞれ少し上のレベルの新しい曲に挑戦し、

頑張ってきたことを発揮できました。

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次はコンクールシーズンと夏のアンサンブルワークショップを乗り切ったあと、

秋以降に高の原イオンで演奏させていただく予定です!みんながんばろう!

 

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https://www.facebook.com/legatopianoviolin/

 

 

アピタ レガート音楽教室 アンサンブルコンサート

いよいよあと4日!

レガート音楽教室から、今回は20名が出演してくれるピアノ&ヴァイオリン&チェロのコンサートです。
会場となるアピタのあちこちに教室生の顔が!╰(*´︶`*)╯

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こんどの日曜11:00、みなさまぜひ、精華町のアピタタウンけいはんな西館へいらしてくださいね!

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又吉直樹の「劇場」の感想などかいてみる

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火花よりも前に書き始めていたという作品です。

息子を寝かしつけた後、静かになった、照明も落とし気味の部屋でページを捲りました。このシチュエーションが良くなかった!

読後、徹夜したか何晩かだらりと過ごしてしまったような疲れ方をしました。「劇場」自体はとてもよい作品でしたけどね!

主人公・永田の行動描写が秀逸で、しょうもない理由で徹夜したり夜に激しい言葉でメールの応酬をするシーンがあり、いちいち永田に嫌悪感を抱かされるので、それで疲れたのかもしれません。

 

「火花」にもいろいろな人物が出てきましたが、呼び出して説教したろか!ちょっと顔面グーでパンチしたろか!と思わせるような人物は今回の永田だけかもしれません。でもそれも最後のシーンで、「永田、あんた頑張りやほんまに…」に変化。私としてはああしんどかった、でも、いろいろあったけど、よかった。とまるで自分の(だいたいが思い出したくない)若いころを振り返ったような気分にさせられる作品でした。

 

登場人物の永田には「そういう人もいるだろうな」「あ〜そっちに流れるか」と一定の理解は可能でも共感には至らなかったけれど、舞台人の端くれとして、作者の又吉さんのインタビューには大変共感する部分が多かったです。

 

「芸人になろうと東京に出てきたのが18歳のときで、当時周りは自分には才能があると思ってきて集まってきた人ばかり。僕にはもともと二面性があって、『いける』という思いと『自分には無理』という思いがあった。『いける』という感覚は年々薄れている。」 

 

自分には無限の可能性があると信じていた子供時代、眼に映る何もかもが新鮮で特別だったあのころ、その感覚を今息子を通して思い出しています。

もう味わうことは出来ないけれど、小さなアリに驚いたり、自分で蛇口をひねるだけで得意な気持ちになったり、魚や花に語りかけたり、純粋にそれが出来てしまうまっさらな人間が近くにいると、色んなことに慣れてしまい「いける」の感覚が薄れてきた大人である私も、少し新鮮で青い心に戻れる気がします。

そんなことも、この作品の中で一瞬出てくる、「自転車を押すお母さんに、習った空手の型を披露しながら歩く少年」や又吉さんのインタビューから感じました。

 

他人の、圧倒的な才能や華にふれたとき、嫉妬もあれば憧れもあり、でも素直にみとめられない、なにか少しでもシミ(のようなもの)を見つければケチをつけてしまう、そんな人間の心情をよくここまでダメ人間、永田を通して文字にされたと思います。

 

火花は一気に溢れ出て書ききった!という印象でしたが、今度は精神的にグリグリとダメージを受ける、また一味違う又吉さんでした。

 

 

 

作品や感想とは関係ないですが

新潮新人賞のページ、、

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これ、、

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すごいハードル高ない?!

 

ムジークフェストなら 長谷寺公演

6月21日(水)、長谷寺本堂にて演奏します。

申し込みはリンク先から、もしくはハガキで、5月28日までとなっております。

その後抽選が行われ、当選者には当選のみ入場券が届くそうです。

みなさまのお越しをお待ちしております!

 

www.naraken.com