marikolog

ヴァイオリン奏者として活動している水野真梨子のブログです

VIOLINと音楽とうさぎと教室での毎日を綴ります。
教室のお問い合わせや演奏依頼はvn.mizunomariko★gmail.comまで。(★を@に変えてください)
レガート バイオリン教室(精華町光台 * 奈良市富雄北)

ヴァイオリン 楽器クロス

先日、お世話になっている吹田の杉山ヴァイオリン工房さんへ伺った時に教えていただいた楽器クロスがかわいい!

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松脂のつく部分のクロスと、本体を拭くクロスが2枚セットになっていて、
それぞれに駒とヴァイオリンのマークが🥰
これは小さい子にもどこらへんを拭くものか分かりやすいですね~!!

3色あるし、教室のみんなにもおすすめしとこう…!これはいいな~

演奏2023.3.13

昨日はけいはんなに建設された(まだ増築中)大規模データセンターのオープンイベントで演奏させていただきました!


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海外のかたも多く、みなさま熱心にお聴きくださいました。
日本の歌や、花のワルツ、オー・シャンゼリゼなど、
ヴァイオリン・チェロにハープやマリンバ・パーカッションが入って賑やかな編成でした☺

子連れアメリカ生活記①【出発~2歳児をつれてのロングフライトに不安いっぱいで色々買っちゃう編~】

年始に書きましたように、
昨年末にかけての3か月間は子どもたちとアメリカで生活していました。
私がいろんなブログを参考にしたように、私の経験もどなたかの役にたつかもしれないと、これから少しずつまとめていきたいと思います。

これまで何度も旅行はしているものの、イヤイヤ期と呼ばれる年齢の子どもを連れての長時間フライトは初。そして荷造りも3か月ぶんってすごく難しい…!行っている間に季節は変わるし、使い捨てのものを持っていくには滞在が長すぎる。私のレッスンは渡米中オンライン、夫の仕事もフルリモートが可能なので、大人ふたりは仕事に必要な大量の機材と、子供のもので大量の荷物をパッキング。私と子供たちの3艇のヴァイオリンと、折りたたみの電子ピアノも入れました😂さらにまだオムツ生活の下の子のために、どれほど消耗品を持っていくべきか…!?これはそもそも運べる量か!?悩みに悩みながら、スーツケースから出したり入れたり、なんとかかんとか詰め込んで出発しました。

準備にあたり購入した便利グッズをいくつか紹介。移動の際2歳児は「ダッコ」と言い出すかもしれない…という恐れがあったので、可能な限りその危険を回避しようと、子供たちには自走できるスーツケースを用意しました。(小さい方はもともと息子用に家にあったもの。現在このtrunkiのスーツケースは販売されてないようです)

  

大きいほうはかなり走り心地が良いらしく😂、息子が出発前も家のリビングで縦横無尽に乗り回していました。娘のほうはほぼ前後にしか動かないため少し扱いにくいですが、機内持ち込みが出来るので、本人の着替えやおむつ、おしりふき、おやつ、非常用の食料やおもちゃなども入れられて便利でした。
トランキ(小さいほう)はけっこうポピュラーなので他にも使っている子供をみかけましたが、大きい方は珍しいようで、息子はどこにいってもCool!! I like your suitcase!🥰と声をかけられていました。


 そして大人のメインバッグは「どこでも座れるリュック」。急に座りたくなったときや、飛行機内で足を乗せたくなった時に使えるのでは!?と見つけたこのリュック、うたい文句の1秒オープン、1秒収納に偽りなく、パっと椅子になります。私たちがそれぞれ持ち運ぶ大きめのノートパソコンも余裕で入れられる大きさ。これは旅行だけでなくこれからもいろんな場面で活躍しそうです。
予測し得る全ての事態に対処できるようにと血眼になって便利グッズを検索しまくる私を「え、要る?😅」と引き気味に見守る夫でしたが、大人しくこのリュックを使ってくれました。

 

 

 飛行機の座席は万が一娘がぐずった時に動きやすいよう最後列を予約して、さらに前の席の人に迷惑がかからないようテーブルをガタガタ揺らさずに済ませるため、膝にのせてテーブルとして使えるリュックも持参しました。
子供のタブレットもクッションの隙間に入れて収納・持ち運びできて、使用時はコップホルダーもついています✌

 

これは今、継続して車の移動中に役立っています。

とまあ一生懸命準備したわけで、その甲斐あって移動はそこそこスムーズに済みました。(荷物はやっぱり多かったのでそれなりに大変でしたが)

 

そういえば、子どもたちが寝る時間帯に移動するため韓国経由の便で向かったところ、乗り継ぎのインチョン空港が最高でした!

無料のこどもの遊び場があちこちにあって、特に大量のレゴで遊べるキッズスペースは夢のよう!


かなりの時間いくつかのキッズスペースで楽しむことが出来ました。レゴの部屋の前には充電し放題の広いテーブルや椅子がたくさんあり、親もそこでのんびり。コロナでシャワールームや閉まっている施設も多かったので、すべて開いていたらもっと充実しているのか~!また乗り継ぎで来たい~!と思いました。

 

ゲート近くには下の写真のようなお洒落でめちゃくちゃ綺麗なBaby Care Room(インテリアが素敵。授乳スペースもオムツ替えスペースも色合いや備品まで美しい…)もあり、いーっぱい遊んで、ラウンジでいっぱい食べて、しっかり楽しんだ子供たちは、フライト中グッスリでした。

結局子供たちは2度の機内食をどちらも食べることなく、アメリカに降り立つことになりました。

そこからアメリカの国内線を経て、オレゴン州の家にたどりつくまで、ぐずることなくご機嫌でいてくれた子供たちには感謝感謝でした。ここから3か月のアメリカ生活のはじまりです!

2/12

すっかり3週間ほど経ってしまいましたが、先月2/12はまりこ先生は高の原で、のりこ先生は前栽で、別々のコンクールの伴奏でした!
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高の原で開かれた第1回けいはんな音楽コンクール本選にはピアノクラス、ヴァイオリンクラスから共に小学2年生のおともだちが出場しました!
どの部門もやはり本選はハイレベル🤩頑張っているみんなの空気をビリビリ感じる1日でした。


こそだての記録*低学年が参加できるいろんな講座

ほかの媒体やSNSではちょくちょく書いているのですが、思い立ってこちらでも
我が子が参加した子供向けの面白いプログラムの紹介をしていきたいと思います。

第一弾として昨夏、渡米前に参加したものをまとめてみます。☟

まずは【森のねんどで街づくり】という近所で開かれる講座に参加しました。

奈良の郡山に工房を構える森のねんど作家、岡本さんとけいはんなジュニアロボットクラブの伊藤さんが講師にいらっしゃる講座に参加しています。吉野の割りばしづくりでうまれる木くずから作られた環境にやさしい「森のねんど」でまちを作り、LEDの電子回路を組み込み、簡単なプログラミングを用いて、灯りをともします。
ミニチュア好きにはたまらない!!
家を選び緑や池を塗り、明かりを灯し、こんなに素敵なものが出来ました。

 

そして下の写真は順に、

【『カメラや距離計をつくって、光の不思議を感じてみよう!』(奈良先端科学技術大学院大学支援財団)】

【理科工作にチャレンジ!ゴム動力で動くおもちゃたち(せいか自然観察倶楽部)】
【『色の変化で見る酸化還元反応』(せいかサンデイ・サイエンスプログラム)】

という内容でした。



他にも
【ソーラーシステムを学んで、ソーラーカーを作ろう!(こちらはインターナショナルスクールのサマープログラム)】

【わくドキ!誰もがやりたくなる「ものづくり体験」(架け橋mirai)】というプログラムで火山の仕組みを学んでから紙粘土やコップで火山の模型を作り噴火実験をしたりもしました。そこでは京都教育大附属の理科の先生が講師をされていたのですが、とてもお話が面白く、大盛り上がりしていました。

学習意欲を子どもたちから引き出すため大変工夫されていて、これが学校の授業だったら最高だなあと思いました。

保護者向けのお話ではOECD(経済協力開発機構)の掲げるキー・コンピデンシーや各国の教育の取り組み、現存する職業の65%が消失するであろうという2030年問題に立ち向かえる武器を子どもたちに、と現在の教育の問題点や熱い思いを語っておられました。

 

うまくいかないとすぐグズグズになる息子ですが😂、記憶力は抜群なのでこの夏の経験そのものや、その経験に関わってくれた多くの大人たちの背中をしっかり覚えておいてほしいなと思います。そして私もなにか、自分の周りにいるこどもたちのために自分がもっているものを楽しく、わかりやすく、受け渡していきたいなとあらためて胸に誓うひと夏でした。コロナの中、本当に有難い企画ばかりでした。どれもこれも、子どもたちのためにという暖かい思いが溢れていました。